セブンイレブンにて　深夜のビッグアメリカンドッグ

我が家では、お酒を飲んでいる時に揚げ物を食べないという習慣がある。

それは、油がアルコールの吸収を疎外するからである。つまり、油が胃に膜を作る事により効率的なアルコールの吸収を妨げるのである。

気持ち良く、アルコールを体内に取り込むためにあえて揚げ物を食べないのである。

しかし、先日の「赤ウインナーの磯辺天」のごとく私にはそこまでする事は出来ない。ただ、この習わしがあるので飲んでいる時は、”なるべく”揚げ物は食べないように心掛けている。あくまでも”なるべく”だが…

そのせいかわからないが、飲んだ後にはしがらみから解放されるので揚げ物が食べたくなる事があるのである。

そんな時、24時間明かりの灯る店を見つけたら、ホットスナックで深夜のジャンクフードの始まりである。今夜は、下世話にケチャップとマスタードと共にしけこもう。

帰宅途中にあるのはセブンイレブン。必然的に登場する機会も多くなる。しらふの時は全くもって食べる気のなかったビッグアメリカンドッグもアルコールで血糖値の下がった体にはうまそうに見えるのである。

ためらう事なくかけた調味料が、なぜだかとてつもなくうまく感じる。うんうん。ホットスナックってこういう感じだよな。体が欲する時に食うと威力を発揮するんだよな。

ま、アメリカで生まれた物だから、こういう生活を続けていると体もビッグアメリカンになるんだろうけどさ。

深夜のホットスナック。あらためて考えると、これは胃に膜を作って妨げないといけないな…。

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